ニュートラルポジション

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正直、がっくりしました。
ブラジルに1-4で負けたと知ったのは、朝起きてから。
1日中、調子が出なかったですね。
仕事のほうにも影響がでましたし。
まあ、いつもはもっと、この時間帯は寝ているので、いつもの時間になるまで、寝ていればよかったのですが、どうも、目が冴えて、2度寝ができなかった。

まあ、今回の場合は選手が悪いとは思えないし、サッカーをやる環境が整っていなかったと思いますね。
采配にも選手の人選にも問題はあったと思いますが、それ以前に監督を選ぶ段階から問題があったとは思います。
また、選んだ人への責任の追及はなされるのか?、ということも気になります。
ただ、私はジーコは嫌いじゃないし、言っていることや方針は間違っていなかったとは思います。
それに、代表監督以前は、鹿島アントラーズの前身のチームから現役でプレーし、その後も鹿島アントラーズにかかわり、鹿島アントラーズを強いチームに作り上げたのはジーコだと思うし。
世界的でブラジルの英雄であるプレイヤーのジーコが日本のサッカー界に来たこと自体が奇跡のように思えましたね、当時は。
ジーコの日本サッカーへの貢献があってこそ、今の日本サッカー界があると思うし、今回のことは不満もあるし、環境を整えなかったことは批判されるべきことだとは思うけど、今までの貢献までも「ゼロになった」とは思わない。
今までも貢献には私は感謝したいと思う。
ジーコはもともとは代表向きではなく、クラブチームにかかわることのほうが向いていたのではないかと思う。
母国、ブラジルの帰るのかどうかはわからないが、ブラジルに帰ったら、あるいは新しい土地、また、日本のかかわるかどうかはわからないにしろ、今度は自分に向いている活動をしてほしいと思う。
個人的にはチームを自分のやり方でしばるような感じでやっていたトルシエよりも「自由」というのをかかげたジーコのやり方が好きだった。
ただ、選手たちはそれを見守る日本人の多数をおそらく、「自由」の本当の意味を履き違えていたのではないか、と思う。
岡田斗司夫さんの「30独身女 どうよ」という本があって、これは恋愛、結婚に関する本だけど、恋愛は結婚以外でも当てはまる「自由」に関する話が書いてあった。
「「自由」というのは不安定である。しかし、束縛はない。だから、不安にかられる。
「自由が無い」というのは「束縛」はあるけど、「安定している」ということで、不安は無い。
 なのに、「自由」にされているときは不安定なので、「不安定」であることに不満を感じて、「束縛してくれ」と不満を言い、それに応じて束縛すれば、今度は「自由が無い」といって、不満を言う。
じゃあ、どうすればいいんだ。」
というような内容のことが書かれていました。

「自由」=「束縛が無い」=「自分(たち)で考える」=「自分(たち)に責任がある」=「不安定」

「不自由」=「束縛がある」=「相手の指示を待つ」=「自分(たち)に責任が無い」=「安定」

ということが世の中の摂理であること理解している人は驚くほど少ない。
ジーコがいう「自由」というのは上記で書いたことであり、選手たちはこの状況でどう動くかは自分たちで感じて、自分たちで動くことなのである。
これを以前から実践しているのはヒデ(中田英寿)くらいだと思うね。

すべてがこの単純さではないにしろ、大筋はこの摂理で世の中は動いていると思う。
あえて単純に書くならば、
「束縛されるのがイヤなら、不安定だけど、自由を喜べ」
「不安定なら、束縛されることを喜べ」
であり、自分にはどういうのが合うかすら見極めようとしない人ばかりである、と、私は思う。
マスコミも選手もそして、日本代表を応援する人たちの一部にも、このことをわかってほしいと思う。

そんな中、興味深いブログを書かれた方がいる。
元Jリーグの選手だった、元浦和レッズの加納秀益さんである。
この方は今、「グローバルコンサルティングジャパン」というのを設立してやっているようなのだが、よくわからない。
また、私の不勉強さもあって、現役時代のことは知りません。
私のこのつたない知識の状態ではありますし、そのことは申し訳ないと思うのですが、今回、私の意見に合うことを元プロのサッカー選手だった方が書かれていたので、紹介したいと思ったので、書かせていただきます。

ブラジル戦を終えて【所感】(「元JリーガーのエンジョイフットサルBlog」 加納秀益さんのブログ)

「ジーコ監督を批判するのであれば、ジーコを代表監督に決めた川渕さんを批判するのかと言うと全く批判できない・・・、というか全く頭が上がらない!

とおっしゃっていますが、そのとおりだと思います。
川淵氏を批判している人は確かにいないなあ、と。
それと、なぜ、炎天下で2度も試合をすることになったのだろう。
まあ、運が悪かったのかなあ、と思うけど、それも少し、不思議だったかなあ。

それと、こんなことも書かれていました。

「Jリーグ開幕、日本W杯開催と夢を見させてもらったまま、夢から醒めることが出来ず、日本のスタイルを確立して来なかった。

この問題は、代表の問題と言うよりクラブのユースや下部組織の指導者の問題でもある。

『将来を考えるなら子供のことを考えよ!』
この考えは世界の常識ですし、サッカーに限ったことではないと思います。

日本のサッカー指導者の多くがゴールデンエイジ(13歳以下)と呼ばれる子供たちにサッカーを指導する事が出来ない!という問題があります。

そんなバカな!と思う方やサッカー関係者もいると思いますが、真実です!

原因は、まず指導者がサッカーというスポーツを理解してないで、子供たちにサッカーを指導出来るはずがない。

「サッカーは11人対11人でゴールの中にボールを入れあうゲーム」なのは、誰が見ても分かる。
しかし、サッカーは『コミュニケーションのスポーツ』であり、『仲間のミスをカバーするスポーツ』であり、『仲間でするスポーツ』だと理解している指導者は少ない。

サッカーは、ミスが多いスポーツです!あのロナウジーニョでさえミスは多いのです。※日本のようなイージーミスはないです!チャレンジしたミスのことです。

子供たちには、ミスを恐れずチャレンジ(勝負)させることが大切であり、ミスをしたとしてもミスをサポートする仲間いること。仲間に感謝をすること。
こんな単純なことが理解できず、ミスをした子供を罵倒して、チャレンジする大切さを教えずに、試合の結果だけを重視する指導者が未だに多い。

だからこそ、ジーコ監督が言うように『10歳以下の大会をなくす』のは、日本にとってショック療法となり、効果があると私も思う。」


そのとおりだと思う。
これが日本のサッカーの、また、サッカーに限らず、いろんなスポーツの現状だと思う。
また、ジーコが、
「10歳以下の大会をなくしたほうがいい」
的発言をしていたことは、はじめて知りました。
この意見に賛成ですね。
加納さんも書かれているように、若い選手を教えられる指導者はいないし、サッカーを理解している指導者はいない。
ただでさえ、ミスが出るスポーツなのに、子供にすら、勝つことを強要し、ミスをなじるなんて、最悪である。
そんなんじゃ、伸びるものも伸びないよ。

私の意見としては国が早く「スポーツ省」を作るべきだと思う。
そして、やることは、

1.小、中、高、大学から、あらゆるスポーツの部活を廃止させる。

2.競技ごとにひとつの協会にまとめさせ、それを管理する。
  方針を守らないものは援助金を出さず、世界大会に出させない。

3.指導者は指導者だけで生活できるようにし、そのかわり、指導者には医学的な最低限の知識を身につけさせ、ライセンス取得を義務付ける。

4.指導者の行動で明らかに良くないこと(暴力や体に良くないことの強要など)があった場合はそれを通報できるような機関を作ること。
  そして、指導者を管理すること。

など。

選手は、「自由」=「束縛が無い」=「自分(たち)で考える」=「自分(たち)に責任がある」=「不安定」という感じでいいと思うけど、指導者はある程度、規則でしばったほうがいいと思う。
いずれにせよ、上からものをいう立場なのだから、暴走を止める処置として、上記の拘束があったほうがいいと思うし、これをしたら、日本のスポーツ界は飛躍すると思う。
メダルばかり期待しないで、メダルと期待するのであれば、それに見合う、環境を与えてほしいね。

日本は外交べたといわれているけど、これは昔から、
「広報を軽視している」
日本の体質に問題があると思う。
情報を出すと、それがどう伝えられ、どういう感じで伝わるか、ということにもう少し、関心を示すべきだと思う。
スポーツだって、こうやって世界大会をしたりと、広報的重要な役割のひとつを担っていると思う。
日本にスポーツやスポーツの概念が根付いていないひとつの要因はここにもあると思うよ。
特にサッカーなんて、世界的人気スポーツで、この広報的役割はたいへん、絶大だと思う。
その辺の重要性をわかっていたら、こんな環境でスポーツ選手をやらせないと思うけどね。

まあ、サッカーの日本代表の結果は残念だったけど、サッカーの大会は今後も続くわけだし、問題点もいっぱいあったのだから、それを考え、克服し、新たに、日本のサッカー会の発展のために力を尽くしてほしいですね。
それには国民の理解と具体的なバックアップが必要だと思います。
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テーマ:2006年FIFAワールドカップサッカー - ジャンル:スポーツ
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