ニュートラルポジション

私の読んだ本や聞いた音楽などを紹介し、感想を書くブログです。

メールで送りたい場合はメールフォームからお願いします。


サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Youthful Days」さんから、こんなトラックバックをいただきました。

■[読書]生島淳『駅伝がマラソンをダメにした』★★★☆

駅伝については、私も以前、移転前の「振り逃げプロ野球」のほうで書いたことがあります。

駅伝の是非

私は駅伝の関しては懐疑的な意見の持ち主です。
以前、書いたときもそうですが、世界競技ではなく、しかも、長距離、短距離、中距離の選手を育てるのにも向いていない。
しかも、視聴率を稼ぐうえ、陸上自体の宣伝にもなるため、大学や会社の宣伝目的で特に長距離の選手を駅伝で走らせることが多いのである。
距離は選手によって均一でない。
世界の競技で会場の場所のホーム、アウェイ以外(これは仕方がない。どこかでやらないといけないから)で競技条件が選手によってばらつくこと自体がおかしいとも思う。
同じ条件でやって、結果の差異を出すのが世界競技だと思うので、駅伝はこれにも反していると思う。

日本でできたスポーツが世界のスポーツになることはうれしいことである。
競輪と柔道がそうだろう。
柔道の場合は欧米関係にルールをゆがめられている面があるのが残念だけどね。
まあ、日本生まれのスポーツが世界でやられているのはいいことだと思う。
けど、駅伝はあまり、お勧めできないように思う。
駅伝を見ていて思うのはやはり、選手が限界に近い感じで走っていることだ。
ゴール時点で倒れこむ選手がいるということに違和感を感じる。
これが改善されて、距離などの不公平が是正され、駅伝専門のランナーというのができたら、それはそれでいいのだと思うけど、今のところを見ているとそれを望めないもののように思う。
特に思うのは、やはり、「ランナー」は個人競技だと思うのだ。
チームのために走るというのが、そもそもおかしいように思う。
また、チームでやるのならば、ランナー1人1人の距離は少ないほうがいい。
リレーのバトン競技は1人1人の選手の距離は短いはずだ。
そうでなければ、精神的につらい、他の選手がよい成績でも自分が悪くてチーム成績が悪かった場合、個人競技出身の選手たちにはとくに体力消耗の中、落ち込むという状態は競技選手のメンタル面でもよくないように思う。

また、もうひとつの問題としてはメディアがドラマをあおることである。
高校野球もそうだし、バレーボールもそうだし、駅伝もそう。
メディアはとかく「ドラマ、ドラマ」を描きたがる。
確かにメディアに助けられている部分もあるので、それは否定しないけど、あおっていいことと、あおって悪いことがあると思う。
高校野球のあおりなんて、いい部分なんて、ほとんどないし。
高校野球の存在自体が間違っているからね。(以前書いた、私の高校野球に対する意見です。「高校野球は矛盾だらけだ、ということに気づいてほしい」)
バレーボールの場合はさっき、リンクを貼らせていただいた「Youthful Days」さんのところでも紹介されていた生島淳さんが書かれた本に「スポーツルールはなぜ不公平か」という本があるのですが、その中で書いてあったが、なぜ、世界的バレーボールの大会が毎回、日本で行われるか?、疑問に思ったことがある人は多くいると思うが、これは、
「バレーボールが盛んな国で、お金がある国」
というと「日本」だからである。
だから、バレーボールの中継は結構、なんでもありの構成なのは、それが原因だからです。
バレーボール協会に対しては以前から不満がたくさんあるのだが、ありすぎて、私はブログの中でバレーボールを取り上げたことすらあまりないのですが、気が向いたら、バレーボールのことも書いてみようかなあ、と思いますが、わかりませんが…。
話がそれましたが、駅伝もご多分に漏れず、こうである。
視聴率が取れれば、競技自体が抱えている問題など、無視なのである。
高校生の段階での体の酷使やアマチュアでお金が稼げない段階なのに、結果を求めるようなあおり方、プライベートのことは取り上げなくてもいいと思うのに、やたら、取り上げたがる番組作り。
勘弁してくれ、って、言いたい。(特に「プライベートのことを取り上げて、ドラマをあおる」やり方は他の競技の中継や特集番組にも多く、げんなりすることが多い。それと選手に変なキャッチフレーズをつけたがったりね)

駅伝も、
「感動だ」
とか、
「面白い」
だけで片付けてほしくないですね。
結構、根深くて、たちの悪い問題を抱えているのですから。

スポンサーサイト
テーマ:箱根駅伝 - ジャンル:スポーツ
コメント
スポーツ中継について
メディアの問題については、スポーツ以外についても以前から気にはなっていましたが、昨今のスポーツの中継は、あまり見ない自分でも「ひどい」とわかります。red hotさんも少し触れていますが、バレーボールなんかは、正直すごすぎます。
ご紹介されている本も機会を見つけて手に取り、もうちょっと問題意識を持って勉強しようと思っています。
2006/01/12(木) 23:14:22 | URL | rararapocari #PWDWmnDE[ 編集]
ararapocariさん
生島さんの「スポーツのルールはなぜ不公平か」という本の意見は「確かにそうだけど、偏りすぎているなあ」と思うところもありますので、それをふまえてお読みになることをお勧めします。
特にスキーのジャンプについてのところは背が低い人が多いアジア人にメダルを取らせないためのルール変更をあからさまにされたので、確かに私もいやな感じはしましたが、背の低いけど、優勝をしまくっていたフィンランドのマリシュ選手の話が出てこなかったのが不満だったので、あまり、満足に読まなかった本ですが…。

バレーボールの場合はバレーボール協会はメディアに逆らえない状態だと思いますし、でも、選手強化にあたって、ある面では努力している部分はあるのですが(全国から経験の有無を問わず、オーディションで集め、合宿で鍛えるという試みのこと)、サッカーを見習って、クラブをつくり、広い地域で選手を集めるということをして、「背の低いリベロ」を減らすことをするとか、地道な選手強化には力を注ごうとしない面では大いに不満がありますね。
いろんなところから、いろんな選手というほうが層も厚くなっていいと思うのに、目先優先のような気がしてなりません。
バレーボール以外でもそうですが、昔、日本で強かったスポーツほど、新陳代謝が進んでいませんね。
2006/01/14(土) 12:07:27 | URL | red hot@管理人 #-[ 編集]
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://redhotmuzik.blog12.fc2.com/tb.php/271-a7feb091
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
「駅伝がマラソンをダメにした」生島淳 読破。
実際に、走った人に聞く。 お正月やっぱり見てしまう箱根駅伝。 なんか知らないうち...
2006/01/23(月) 12:35:25 | いってきマす。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。