ニュートラルポジション

私の読んだ本や聞いた音楽などを紹介し、感想を書くブログです。

メールで送りたい場合はメールフォームからお願いします。


サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
私のブログでも何回か、紹介したことがある、元プロ野球選手のブログだが、今回はたいへんな勘違いを書いていたので、とても気になり、取り上げたいと思います。

自社ビル

私がこの人のブログにこんなことが書かれているのを知ったのは「プロ野球の視聴率を語るblog」さんの「11/11~13アジアS視聴率は9.2、7.5、15.4」のコメント欄に書かれていたコメントを見て、知ったのですが、浅はかな意見ですね。

まずはこの元プロ野球選手の方のブログ全体のフォローからしておきますと、私が私のブログ「振り逃げプロ野球」で口をすっぱくしていっている「プロ野球選手会は引退後の選手の第2の人生をぜんぜん、フォローしない」ことを指摘し続けていますが、そんな現状の中でもがんばって生きている人ですし、たまには納得できない意見はありますが、「やはり、現場に危機感は無いらしい」を書かせていただく際には「野球選手の現場はこう思っている」ということを知ることが出来、参考になるブログでもあります。
そういう面もある方ですので、それをふまえたうえで、この方に反論があるなら、書いてほしいですね。

フォローはここまで。
ここからはいわゆる「ダメ出し」(ダメだったところを取り上げて、批判すること)をしていきたいと思います。

このブログの中で、この方はこう書いています。

「サッカー協会の川渕会長さん。

その手腕は非常に高いと評判っす。

もともと、古河電工でサラリーマンの経験があるようで
「100年構想」などビジョンもしっかりしているようです。

そして、その対象として、挙げられるのが野球界。特に巨人会長の
渡辺氏は、常に比較対照されて、ボロカス。

「野球界もサッカーのノウハウを学ぶべき」と。

去年かな?巨人が、ユニフォームに
「YOMIURI」のロゴや、正式名称にした時には、かなり川渕さんは
批判しました。


チームは公共性のあるもの。チーム名に企業名を入れるとは
何事ぞ、なんてね。

でもね。

俺思うんだけど、
サッカーのユニフォーム、すっげーかっこ悪い。

良くスポーツ店でサッカーユニフォームのレプリカを売ってるんだけど
あれじゃ、買う気になんない。

だって
胸に大きく「企業名」が入っているんだもん。
まぁ、スポンサーだと思うんだけど。

なんか選手が、歩く広告塔に見えるんだよね。

だから、本当は買いたいんだけど、
「なんで、俺が会社の宣伝しなきゃなんないの」なんて思っちゃう。

俺ね、大して野球もサッカーも変わんないと思う。

どこが違うんだろう?

ただ、チーム名に企業名が入る入らないだけだろう。

しかもサッカーのほうが、TV等で見れば、大きくスポンサー名が
露出している。
まさにフルでCMされている感じ。

野球の方が、どれだけすっきりしているか。」


本当に何もわかっていないと思う。
川淵さんについてはJリーグを作るうえで「権力のある、横から文句をいう人」に対して、毅然とした態度で舵を取っていた。
特に、
「一番、金を出すスポンサーのチーム名に、企業の名前を盛り込め」
と言い出したナベツネをサッカー界から排除したところはかなり、よかったと思うし。(ナベツネ氏はサッカーを野球のような「親会社制」と勘違いしているのではないか)
確かに今の川淵さんは疑問のあるサッカー日本代表監督を選んだり(以前のように、選んで、すぐやめさせるよりはマシだが)、大学べったりの協会員のユースの選手の人選を野放しにしたりとか、Jリーグのチームのファンやサポーターが混乱した反応をしそうな発言をしたり、と、まったく、問題がないわけではありませんが、日本の野球界があまりにもひどいので、サッカー界のほうがはるかにマシ、というのは確かなのです。

この元プロ野球選手は、
「チームは公共性のあるもの。チーム名に企業名を入れるとは何事ぞ、なんてね。」
とは発言していますが、むしろ、野球のほうが公共性はないですよ。
以前にも書きましたが、役所的な判断では野球に公共性はありません。
むしろ、サッカーのほうが公共性があるのです。
元プロ野球選手の方は、コメントのほうで、
「僕には、スポンサーと親会社の違いが理解できません。」
といっていますが、野球の親会社とサッカーのスポンサーのスタンスは、ぜんぜん、違いますよ。
コメント欄でも指摘されていますが、親会社が変われば、チーム名や本拠地が変わりますね。
サッカーに「お金を出してくれるスポンサー」は、スポンサーが変わっても、チーム名は変わらず、変わるのは胸のスポンサーのロゴぐらいだろう。
そうじゃない場合もあるが、チーム自が変わらないのが原則である。
野球の場合はチーム名とユニフォームにお金を出している親会社の会社名がプリントされますが、サッカーの場合はユニフォームにスポンサー企業の名前はプリントされますが、チーム名に企業名はつきません。
こうなったきっかけはトヨタの奥田さん(経団連の会長でもあります)が、
「海外のプロスポーツチームに企業名のついたチーム名があるのは日本くらいなものだ。
 見ていて、恥ずかしい」
と言ったのがきっかけで、サッカーはチーム名に企業名をつけなかったそうです。
ちなみに、トヨタがなぜ、プロ野球球団を持とうとしないのか、というと、
「プロ野球球団の親会社になると、アンチが出てくるから、不買運動をする人が出てくる。それを避けるため、プロ野球球団は買わない」
と言っているそうです。
「野球のほうがすっきりしている」
と言うけど、別にそうではないと思うし、構造が違うのにとんちんかんな指摘はしないほうがいいと思う。

それと、この部分。

「しかも、気になるのが、サッカー協会が
「自社ビル」を建てたこと。

必要あるのかね?実際。

自社ビル建設する前に、やることあるんだと思うんだけど。

だって、まだ歴史の浅いプロ設立で
早すぎるだろうし、良く、権力者がほしがる「モノ」だと言います。

サッカーというのは、もともと利権の強い業界だそうです。

川渕さんも、渡辺さんや野球界という隠れ蓑でどんどん、その
権力を強化しているように思うんだけどね。」


私はサッカー協会の自社ビルについてはくわしくないので、なんともいえない。
ただ、コメント欄をコメントを参考にすると、自社ビルは中古で、協会費の4分の1。
日本のサッカー界を一つのまとめる本部をまとめたということ。
野球界はバラバラ。
高野連、大学、社会人、プロと壁がある日本の野球界のほうが問題ばっかりだろうが!。
それを「利権」とか、へったくれを言っているけど、利権はむしろ、野球界のほうがはるかに多いと思う。
私がこのブログ(ホームページも含めて)を始めようとしたきっかけだって、
「アテネオリンピックの野球日本代表の一部の開き直った態度とそれを叩かないマスコミの癒着」
に対する怒りがもとで、はじめたのである。
これだけマスコミやら何やらに守られている野球界なのに「サッカーより恵まれていない」と思うのはおかしい。
やはり、はるかに野球界のほうが守られている(囲まれている部分もあるけどね)。

まあ、元プロ野球選手の方のブログを読んで野球選手は何もわからずに野球をやっていることがわかると思う。
私は知識はあるほうではないが、なるべく、知識を得ようと思っている。
物事を知らない、無知である、ということが、人を傷つける原因になったりするのだ。
「間違っている」と指摘された場合でも、納得の出来る反論であれば、素直に謝ればいい。
なのに、
「うーん、勉強不足で申し訳ない。
 反論できないですね。
 素直に謝ります。
 でも中途半端で悪いのかな?
 その為のブログだと思うんだけど。」
といっており、ちゃんとした反論に対しての態度としておかしい。
せめて、
「すみません。でも、この内容にはこういう意図があったのです。
 誤解される部分があって、すみません」
くらい言えばいいと思うのだが。
確かにブログは自分の意見を出すところであり、こうやって、指摘をいただいて、新たな知識を増やすところだけど、ブログだって、日記形態とはいえ、ネットに公開され、世界で見ることが出来る「公共物」であり、これこそ、
「公共性」
ってやつである。
もちろん、言論の自由は守られて当然だけど、
「いつ、誰に見られているか、わからない」
という覚悟で書かなければならないものだと、わかるべきだ。
私のような、つたないブログだって、言葉はなるべく気をつけている。

まあ、私もわからないことが多いけど、わからないなら、わからないなりに礼儀というものがあると思う。
しかも、ここまでの「事実誤認」をブログに書いてしまうのはちょっと、問題があるかもしれません。
この方のブログは比較的嫌いではないブログなので、今後も見るとは思いますが、今後はこんなことにないように言葉使いに気をつけて、書いてほしいですね。

【追記】この元プロ野球選手の方のブログへのコメントの中に元横浜ベイスターズの社長、大堀氏を批判した内容のブログに関する指摘をされているのがあり、興味深かったので、紹介します。

ベイ(こちらが元プロ野球選手の大堀氏批判)

こちらがその、大堀氏批判に対しての「こちらを読んでみては」と紹介されたほうのものです。
ある一人の球団社長(「日本野球探訪館 Japan Baseball Inquiry Room」さんより)

球団経営は本当にたいへんです。
大堀氏も何も考えずに選手を放出したわけではありません。
ましてや「イエスマン」だけ残したわけでもないでしょう。
何で、そんな、単純な考え方しか出来ないのでしょうか。

同じ野球選手でも、小林至さんは違いますね。
この本「合併、売却、新規参入。たかが・・・されどプロ野球!」の中で、野球にがんばってほしい、という感じの書き方ですが、プロ野球の組織が「ユルフン体質」(緩んだふんどしの意、だと思う)だと、ちゃんと批判している。
分析も客観的で良いです。


【追記】2005年11月15日10:18ごろ
元プロ野球選手の方のブログに謝罪のブログがアップされていました。

すいません

わかっていただければ、それでいいのです。
今後は内容に配慮あるブログを書いてほしいと思います。

よろしかったら、「振り逃げプロ野球」に一票、よろしくお願いします。
スポンサーサイト
テーマ:野球全般 - ジャンル:スポーツ
コメント
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://redhotmuzik.blog12.fc2.com/tb.php/211-7bc9b319
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。