ニュートラルポジション

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フジテレビの「スタメン」という番組を何気なく見ていたら、ありがちな企画、「若い女子高生の方言(お国言葉)ブーム」のことを取り上げていた。
まあ、それはいいのだが、お国言葉に関する知識にない人たちがコメントしていて、なんか、感じが悪かった。
まあ、興味がないのだろうし、ゲストの田丸真紀さん以外は関東出身者ばかりだったので、方言の感覚が鈍いのも仕方がないのだろう。
せめて、金田一秀穂さん(杏林大学教授)がいらっしゃれば、場が締まったのにな…、と思うしだいです。

私は流行とか関係なく、日本の方言(お国言葉)のことは興味があり、調べるのが趣味だったりする。

本当は「なまり」とか「方言」という言い方はあまり、良い言い方ではなく、「お国言葉」というほうがいいそうです。
また、「標準語」という言い方より、「共通語」という言い方のほうがいいといわれています。
なぜなら、これは「地方差別」につながるとされ、都会側から、地方を見るとき、「見下げている」感じになるからだそうです。
誰かは忘れましたが、「標準語」という言い方をし始めた人がいて、その使い方が「差別的」だったのも「共通語」という言い方のほうがいいのではないか、という意見が出るきっかけになったともいわれています。
ただ、その「標準語」のほうが定着してしまったが。
この方言(お国言葉)ブームで「共通語」という言い方が定着すればいいけどねぇ…。
確かに「標準」というのは「差別」っぽいかな。
「共通語」のほうが、確かに差別的ではないかもね。

「スタメン」という番組の中で、語尾に「~じゃん」というのは横浜の言葉だ、なんていっていたけど、厳密にいうと、愛知県地方の三河弁、岡崎弁が正しいですね。
昔、江戸時代、お国言葉でその人の職業がわかったといわれていて、北陸方面の言葉だと、「大工さん」、近江(今の滋賀県)の言葉だと「商人」などと、判断できたそうだ。
この三河弁のひとつ「~じゃん」を使っていたのは、徳川家康が呼んだ「武士」「侍」が使っていたと思われる。
三河から、侍を呼んでいたので、三河弁をしゃべるのは「侍」。
当時、「侍」は威張っていたので、それをいぶかしく思っていた関東の庶民の人々が、三河弁を真似ながら、馬鹿にしていたのが、そのまま、残ったのでは、と、私は勝手に思っている。
まあ、とにかく、三河弁の「侍」が使っていた言葉が関東に残った、という説が有力だと思う。
だから、「スタメン」のコメンテーターの発言ちょっと、間違っている。

また、その番組の中で、SMAPの中居くんの「~だべ」の話をしていたが、中居くんの「~だべ」は 確か、小田原弁のほうの「~だべ」だと思う。
か、もしくはお父さんが北海道出身らしいので、そこからかもしれないし、わからないが…。

まあ、昔は自分のなまり(お国言葉)を隠そうとする傾向があったけど、今はなくなってきていることはいいことだと思う。
漫才でも千鳥は岡山弁だし、カンニングは誇張のない福岡弁である(ただし、叫んでいるインパクト部分は除いて考えてください)。

まあ、ブームなんて作り方して、盛り上げている、いつものマスコミの手ですね。
まあ、ブームとしてはいつまで続くかはわからないけど、方言(お国言葉)をこうやって記すブームはまあ、悪くないかな、と。

ちなみに関西弁だが、関西弁には「関西共通語」というのがある。
関西弁とひとくくりにされがちだが、関西でも言葉はさまざま。
さんまさんの言葉も関西ではおかしな言葉である。
ちなみにさんまさんは和歌山と奈良の言葉とのちに得た関西共通語の混じった言葉だと、私は思っています。

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テーマ:テレビ番組 - ジャンル:サブカル
コメント
難しいですね
こんばんは。
日本語は「共通語」とするのが良し、とされているのですね。
中国語の場合ですが、「北京普通話」というのが、いわゆる「共通語」に相当するそうです。
呼び方ひとつ取っても難しいですね。
2005/10/26(水) 05:17:08 | URL | オイローパ #e73o3mBs[ 編集]
オイローパさん
おはようございます。

「標準(平均的であること。Yahoo!辞書「大辞泉」より)」
という言い方がひっかかるので、
「共通(二つまたはそれ以上のものの、どれにもあること。Yahoo!辞書「大辞泉」より)」
というほうが意味合いがいいからかもしれませんね。
中国の場合は「北京普通話」って言うんですね。
知りませんでした。
「普通(それがあたりまえであること。Yahoo!辞書「大辞泉」より)」
というのは、「標準語」に意味合いが近いですね。
なんとなく、中国の文化的な感覚が現れているように感じますね。
「言葉」というのは本当に難しい話が多いものですね。
2005/10/27(木) 09:00:49 | URL | red hot #-[ 編集]
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金田一秀穂
金田一秀穂金田一 秀穂(きんだいち ひでほ、1953年5月5日-)は、日本の言語学者、評論家、杏林大学外国語学部教授。東京都生まれ。東京都立西高等学校、上智大学文学部心理学科卒業。1983年東京外国語大学大学院博士課程修了。日本語学を専攻。その後、
2007/05/23(水) 06:49:30 | ゆづきの記録
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