変な題名で申し訳ないが、今はアニメの中でもちびまるこちゃんも使っていない、懐かしい、「石松ソバ」かなんかのCMの一説である。
しかし、本当にいけずなお方だね、村上ファンドの村上さん。
村上ファンド、阪神電鉄株大量取得・持ち株比率27%に(日本経済新聞)
旧通産省(現・経済産業省)OBの村上世彰M&Aコンサルティング(東京・港)代表が率いる投資ファンドが、プロ野球球団の阪神タイガースを傘下に持つ阪神電気鉄道の株式を大量取得したことが27日、明らかになった。持ち株比率は転換社債分も含めて約27%に達する。阪神電鉄が10月に完全子会社化する阪神百貨店の株式も約18%取得した。
村上ファンドは今月に入り市場で阪神電鉄株を大量取得したほか、同社の転換社債も取得。大量保有報告書を提出した。総投資額は約1000億円とみられる。
阪神電鉄は4月、発行済み株式の52.4%を保有する阪神百貨店を10月1日付で完全子会社化すると発表。阪神百との株式交換に伴い新株を発行し、発行済み株式数は9.7%増えて3億7718万9090株となる予定。阪神タイガースは阪神電鉄の完全子会社が運営している。27日午前、阪神株は一時は前日比98円高の945円と値幅制限いっぱいまで上昇。4月以降の株価上昇率は5割に達している。 (13:39)
村上ファンド:阪神電鉄の筆頭株主に 厳しい折衝も予想(毎日新聞)
旧通産官僚の村上世彰(よしあき)氏が率いる投資ファンド(通称・村上ファンド)が、プロ野球・阪神タイガースの親会社である阪神電気鉄道の筆頭株主になったことが27日明らかになり、阪神グループに衝撃が走った。同ファンドはこれまで、大株主になった企業に対し「もの言う株主」として配当積み増し(増配)などを求めてきた。現時点では阪神電鉄やタイガースの経営に直接乗り出す可能性は低いとみられるが、資産売却や増配などを巡り、厳しい折衝も予想される。
同ファンドは、「純粋な投資活動」と説明しているが、阪神電鉄の不動産事業や流通事業の好調さから、株価上昇や株主還元の余地が大きいと判断した模様だ。
8月から400円台で推移していた阪神電鉄株は急騰し、27日は値幅制限いっぱい(ストップ高)となる前日終値比98円高の945円で取引を終えた。同株のストップ高は3日連続で、900円台半ばは90年3月以来の高水準。
阪神電鉄は営業利益のうち、本業の鉄道業が占める割合は2割程度。最も多いのは不動産業で約4割。JR大阪駅の西側にある西梅田地区に昨年11月建設した商業ビルはほぼ満室と好調。05年の基準地価でJR大阪駅周辺の地価も上昇した。流通業でも阪神百貨店の完全子会社化とタイガースの優勝セールに伴い増益が見込まれる。
株価が、1株当たりの純資産額の何倍になっているかを示す株価純資産率(PBR)で見ると、阪神電鉄は現在3を超え割安感はない。村上ファンドはこれまで、ニッポン放送などPBRが1を切る企業に増配などを求めており、今回は様相が異なる。しかし、大阪市内の1等地やタイガースなどの「優良資産」の実勢価値を踏まえると、実質的なPBRはかなり低いとみているようだ。
村上氏はこれまで、株を取得した企業に対し増配を求めても、経営権を握ることはなかった。ただ、増配に否定的だったニッポン放送などには、社外取締役の就任を求めたこともあり、村上氏と阪神電鉄の対応が注目される。
岩井証券の有沢正一イワイリサーチセンター長は「阪神タイガースや甲子園、西梅田の土地など資産の売却や有効活用を働きかけてくるのではないか」と分析している。
一方、国土交通省鉄道局幹部は「経営や運行に支障が出る場合には対応を考える」と、事態の行方を注視する方針だ。【後藤逸郎、瀬尾忠義】
◇
村上ファンドは27日、「弊社には関西出身者も多く、阪神グループは大阪・神戸2大都市圏の生活・文化インフラの重要な担い手と理解」「タイガースについて、球団名称、甲子園球場、縦じまのユニホームのすべての面について強い愛着を感じています。同社経営陣がこの偉大な球団とそのブランドの価値を、更に高めてくださるものと期待しています」とのコメントを発表した。村上氏は大阪府出身。
毎日新聞 2005年9月27日 20時32分 (最終更新時間 9月27日 21時37分)
村上ファンド、阪神電鉄株27%保有へ…球団に影響か(読売新聞)
通産省OBの村上世彰氏が率いるMACアセットマネジメント(村上ファンド)が、阪神電気鉄道と阪神百貨店の大株主となったことが27日、財務省に提出された大量保有報告書で明らかになった。
22日時点で阪神電鉄株は18・98%(新株予約権付社債を含めると26・67%)、阪神百貨店株は18・19%を取得している。阪神電鉄の新株予約権付社債について、村上ファンドは30日に株式へ転換すると通告しているという。
阪神電鉄は10月1日に、阪神百貨店株1株に対し阪神電鉄株1・8株を割り当てる株式交換によって、阪神百貨店を完全子会社化する予定で、阪神電鉄によると、報告書の持ち株比率が変わらなければ、村上ファンドは株式交換後の阪神電鉄株を26・82%保有する筆頭株主となる見込みだ。
この結果、阪神電鉄だけでなく、阪神百貨店や100%子会社の阪神タイガースの経営にも影響を及ぼす可能性が出てきた。
村上ファンドは取得目的について、大量保有報告書では投資一任契約に基づく純投資としている。
阪神電鉄は「先週、株式取得の連絡があった。(先方から)どのような提案があるかわからないが、阪神百貨店の子会社化など、企業価値の向上に向けて真摯(しんし)な取り組みを続けていく」としている。
(2005年9月27日14時38分 読売新聞)
阪神のほうも、M&Aされる前の対策をうとうとしていた矢先だったみたいですね。
しかし、村上ファンドのほうが早かった。
うわ~、乗っ取り…、ということはないと思うけど、ファンドだから、儲ける以外のことは考えていないと思うし。
しかし、
「関西出身者も多いので、阪神には愛着があるんですよ」
って、そんなこといわれても、ねぇ…。
なんか、たちの悪い人に買われてしまいましたね。
よろしかったら、「振り逃げプロ野球」に一票、よろしくお願いします。
しかし、本当にいけずなお方だね、村上ファンドの村上さん。
村上ファンド、阪神電鉄株大量取得・持ち株比率27%に(日本経済新聞)
旧通産省(現・経済産業省)OBの村上世彰M&Aコンサルティング(東京・港)代表が率いる投資ファンドが、プロ野球球団の阪神タイガースを傘下に持つ阪神電気鉄道の株式を大量取得したことが27日、明らかになった。持ち株比率は転換社債分も含めて約27%に達する。阪神電鉄が10月に完全子会社化する阪神百貨店の株式も約18%取得した。
村上ファンドは今月に入り市場で阪神電鉄株を大量取得したほか、同社の転換社債も取得。大量保有報告書を提出した。総投資額は約1000億円とみられる。
阪神電鉄は4月、発行済み株式の52.4%を保有する阪神百貨店を10月1日付で完全子会社化すると発表。阪神百との株式交換に伴い新株を発行し、発行済み株式数は9.7%増えて3億7718万9090株となる予定。阪神タイガースは阪神電鉄の完全子会社が運営している。27日午前、阪神株は一時は前日比98円高の945円と値幅制限いっぱいまで上昇。4月以降の株価上昇率は5割に達している。 (13:39)
村上ファンド:阪神電鉄の筆頭株主に 厳しい折衝も予想(毎日新聞)
旧通産官僚の村上世彰(よしあき)氏が率いる投資ファンド(通称・村上ファンド)が、プロ野球・阪神タイガースの親会社である阪神電気鉄道の筆頭株主になったことが27日明らかになり、阪神グループに衝撃が走った。同ファンドはこれまで、大株主になった企業に対し「もの言う株主」として配当積み増し(増配)などを求めてきた。現時点では阪神電鉄やタイガースの経営に直接乗り出す可能性は低いとみられるが、資産売却や増配などを巡り、厳しい折衝も予想される。
同ファンドは、「純粋な投資活動」と説明しているが、阪神電鉄の不動産事業や流通事業の好調さから、株価上昇や株主還元の余地が大きいと判断した模様だ。
8月から400円台で推移していた阪神電鉄株は急騰し、27日は値幅制限いっぱい(ストップ高)となる前日終値比98円高の945円で取引を終えた。同株のストップ高は3日連続で、900円台半ばは90年3月以来の高水準。
阪神電鉄は営業利益のうち、本業の鉄道業が占める割合は2割程度。最も多いのは不動産業で約4割。JR大阪駅の西側にある西梅田地区に昨年11月建設した商業ビルはほぼ満室と好調。05年の基準地価でJR大阪駅周辺の地価も上昇した。流通業でも阪神百貨店の完全子会社化とタイガースの優勝セールに伴い増益が見込まれる。
株価が、1株当たりの純資産額の何倍になっているかを示す株価純資産率(PBR)で見ると、阪神電鉄は現在3を超え割安感はない。村上ファンドはこれまで、ニッポン放送などPBRが1を切る企業に増配などを求めており、今回は様相が異なる。しかし、大阪市内の1等地やタイガースなどの「優良資産」の実勢価値を踏まえると、実質的なPBRはかなり低いとみているようだ。
村上氏はこれまで、株を取得した企業に対し増配を求めても、経営権を握ることはなかった。ただ、増配に否定的だったニッポン放送などには、社外取締役の就任を求めたこともあり、村上氏と阪神電鉄の対応が注目される。
岩井証券の有沢正一イワイリサーチセンター長は「阪神タイガースや甲子園、西梅田の土地など資産の売却や有効活用を働きかけてくるのではないか」と分析している。
一方、国土交通省鉄道局幹部は「経営や運行に支障が出る場合には対応を考える」と、事態の行方を注視する方針だ。【後藤逸郎、瀬尾忠義】
◇
村上ファンドは27日、「弊社には関西出身者も多く、阪神グループは大阪・神戸2大都市圏の生活・文化インフラの重要な担い手と理解」「タイガースについて、球団名称、甲子園球場、縦じまのユニホームのすべての面について強い愛着を感じています。同社経営陣がこの偉大な球団とそのブランドの価値を、更に高めてくださるものと期待しています」とのコメントを発表した。村上氏は大阪府出身。
毎日新聞 2005年9月27日 20時32分 (最終更新時間 9月27日 21時37分)
村上ファンド、阪神電鉄株27%保有へ…球団に影響か(読売新聞)
通産省OBの村上世彰氏が率いるMACアセットマネジメント(村上ファンド)が、阪神電気鉄道と阪神百貨店の大株主となったことが27日、財務省に提出された大量保有報告書で明らかになった。
22日時点で阪神電鉄株は18・98%(新株予約権付社債を含めると26・67%)、阪神百貨店株は18・19%を取得している。阪神電鉄の新株予約権付社債について、村上ファンドは30日に株式へ転換すると通告しているという。
阪神電鉄は10月1日に、阪神百貨店株1株に対し阪神電鉄株1・8株を割り当てる株式交換によって、阪神百貨店を完全子会社化する予定で、阪神電鉄によると、報告書の持ち株比率が変わらなければ、村上ファンドは株式交換後の阪神電鉄株を26・82%保有する筆頭株主となる見込みだ。
この結果、阪神電鉄だけでなく、阪神百貨店や100%子会社の阪神タイガースの経営にも影響を及ぼす可能性が出てきた。
村上ファンドは取得目的について、大量保有報告書では投資一任契約に基づく純投資としている。
阪神電鉄は「先週、株式取得の連絡があった。(先方から)どのような提案があるかわからないが、阪神百貨店の子会社化など、企業価値の向上に向けて真摯(しんし)な取り組みを続けていく」としている。
(2005年9月27日14時38分 読売新聞)
阪神のほうも、M&Aされる前の対策をうとうとしていた矢先だったみたいですね。
しかし、村上ファンドのほうが早かった。
うわ~、乗っ取り…、ということはないと思うけど、ファンドだから、儲ける以外のことは考えていないと思うし。
しかし、
「関西出身者も多いので、阪神には愛着があるんですよ」
って、そんなこといわれても、ねぇ…。
なんか、たちの悪い人に買われてしまいましたね。
よろしかったら、「振り逃げプロ野球」に一票、よろしくお願いします。
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